2020-06-02 第201回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
コンプライアンス意識や国民の著作権に関する知識、理解の状況等を踏まえれば、フェアユースのような規定を創設しても公正な利用の促進効果はそれほど期待できない一方で、不公正な利用を助長するという可能性が高まること、そして、我が国では法定損害賠償制度や弁護士費用の敗訴者負担制度がなく、権利者が訴訟しても費用倒れになることが多いために、過度に司法判断に解決を委ねる規定には問題があること、そして、公益に関わる事項や政治的対立
コンプライアンス意識や国民の著作権に関する知識、理解の状況等を踏まえれば、フェアユースのような規定を創設しても公正な利用の促進効果はそれほど期待できない一方で、不公正な利用を助長するという可能性が高まること、そして、我が国では法定損害賠償制度や弁護士費用の敗訴者負担制度がなく、権利者が訴訟しても費用倒れになることが多いために、過度に司法判断に解決を委ねる規定には問題があること、そして、公益に関わる事項や政治的対立
もう一つは、政治的対立のある基本法改正の場合も、CDU、キリスト教民主・社会同盟と、SPD、社会民主党の二大政党が、自分たちがつくり上げてきた基本法という共通認識があり、どのように基本法を改正するかについても、政治的妥協をしても共同して合意を形成していこうという雰囲気が醸成されていると話されていました。
○丸山委員 遺憾だけ言っても、韓国には多分、この状況だと余り効果がないというか、むしろ、国内の政治的対立、前政権に対する批判の動きの一つとして多分加速させている状況があるんだと思いますが。
国会での与野党が、日常の政治的対立から一歩離れて、着実に憲法論議を進めることができるようにしなければならないと思います。 第二に、改正原案の目的、内容等について、憲法審査会での当初の審査の段階から国民の理解を深めることができるように努めなければならないということです。
ただ、その政治性の高い課題について、いかにして日常の政党間の、与野党の政治的対立から一歩離れて冷静に論議を進めることができるのか、そこの知恵をしっかり出していかないといけないのではないかということなんですね。日常の政治的対立から一歩離れているということをどうこの憲法審査会として担保していくのかということを私はぜひ論議していかねばならないのではないかというふうに思っております。
政治的対立が完全な民族紛争になり得るものと変質した、ジェノサイドに発展するおそれがある、その兆候が存在している、こういうふうに十一日に発言しておるわけでございます。民族紛争にもう変質しているということです。
また、生徒が政治的活動等に熱中する余り、学業や生活などに支障があると認められる場合、他の生徒の学業や生活などに支障があると認められる場合、又は生徒間における政治的対立が生じるなどして学校教育の円滑な実施に支障があると認められる場合には、高等学校等は、生徒の政治的活動等について、これによる当該生徒や他の生徒の学業等への支障の状況に応じ、必要かつ合理的な範囲内で制限又は禁止することを含め、適切に指導を行
しかし、公選制で選ばれた委員の政治的対立によって委員会が混乱したこともあり、昭和三十一年には、公選制が廃止され、首長の任命制に移行いたしました。以来、日本の教育委員会制度を支えてきた重要な柱は、教育委員によるレーマンコントロール、つまり、公権力から離れた自由な一般人による統制であり、この原則が今日まで一貫して維持されてきました。
その後、公選を通じて教育委員会に政治的対立が持ち込まれるなどの理由により、首長による任命制に変更になるものの、教育委員会制度は、これまで一貫して、教育の政治的中立性や継続性、安定性の確保に大きな役割を果たしてきました。 これまで六十六年間にわたり施行されてきた教育委員会制度の役割について、総理の所見を伺います。 本改正案の具体的内容について、順次お伺いします。
私たちは、これからもずっと政治的対立と国家間の利害関係の犠牲になり続けるのかもしれないという恐怖に今もおびえています。今、中央政府の露骨であからさまな差別に倣って、地方自治体においても数十年間継続された補助金が廃止されています。
これを放任した場合には、政治的中立が損なわれて、それに属する行政機関の公務の運営に党派的な偏向を招くおそれがありまして、行政組織の内部に深刻な政治的対立ができて、行政の能率的な機能が損なわれるということで、そういった行政の中立的運営と国民の信頼を確保するということで、かつて、昭和四十九年、猿払事件というものの最高裁の判決によりましても、これはやはり中立の方が大事だよという判決がなされていますけれども
そういう意味では、自民党としては、できるだけ政治的対立といいますか、そういったことよりはとにかく復旧復興第一と、こういうことで取り組んでこさせていただいたつもりでありますし、これからもまたそんな方向で一生懸命御協力できるところは手を合わせて御協力すると、これが基本の姿勢であります。 その中で大臣の御決意を一つ伺いたいんですが、予算の問題も大事なんですね。
ただ、これは先ほど小林先生から御指摘ありましたとおり、きのうあたり自民党の幹事長が妄言を吐いていましたので、自民党の中も一部は違うようですが、ここの現場にいる人間の間では、政党間、特に与党と野党第一党の間の政治的対立の道具にしてはいけないという前提に立っておりますので、会期不継続の原則が実際にどういう機能、役割を果たしているかということを考えたときには、むしろ落ちついて、時間をかけてしっかりと議論をするということのために
ただし、その生い立ちを含めて、憲法改正の是非をめぐっては、日本が第二次世界大戦後に独立を回復しました一九五〇年代から、鋭い政治的対立を含みながら議論が展開されてまいりましたことも承知しております。 きょうは、改正の是非について申し上げる立場ではないので、意見を留保させていただきます。
基本的には、私どもはこの問題、台湾海峡を挟む両岸の話なんですが、この問題に関しましては、日本の立場としては、少なくとも軍事的とか政治的対立というのはまず望まない、それから、当事者間の直接の話でちゃんと決めてくださいよ、一方的に何を変更するというのは全く私どもとしては受け入れられませんと。
憲法というのは、私は、一般の国政選挙よりも大きな思想的、政治的対立を引き起こす可能性、これはあるだろうと思います。ですから、行き過ぎた誹謗中傷や虚偽報道、それから集団的、破壊的、暴力的行動への不安というものも払拭できません。
やはり、憲法解釈というものは非常に政治的なものである、そういう前提のもとで憲法裁判所がつくられており、そして、議会の政党比に応じる形で裁判官も選任されているということで、非常に政治感覚が裁判官がすぐれていますので、ドイツの憲法裁判所の下す判決は非常にうまく、そういう憲法をめぐる政治的対立をどういうふうに解消させるかという観点から判決が下されてきたような印象を私は持っています。
確かに、付随的違憲審査制をとっておりますと、事件として登場してくるのには時間がかかりますから、すぐ応答できないではないかという御不満をお持ちなのはごもっともでありますけれども、抽象的違憲審査制をとりますと、今申しました政治的対立が司法の場に持ち込まれる、その危険性はかなりあるようでございます。
特に、戦後、冷戦体制の下で一種のイデオロギー選択あるいは体制選択というものが大きな政治的イシューであった時期には、表現の自由は激しい政治的対立の渦中に置かれてきたと言ってよいと思います。 その際に、時の政権あるいは時の体制に反対する運動の側は表現の自由というものを強調し、労働運動や集会、デモ行進あるいはビラ張りなどにおける表現の自由を主張いたしました。
憲法論議は、自分自身も個別具体的に一つ一つの規定をしっかりと議論をしていくべきだと、政治的対立で表面上ポイントポイントだけを議論されたところがあると思うんですが、そうではなくて、一つ一つ正確にしっかりと原則を踏まえて、歴史を踏まえて議論するべきだと考えております。
この憲法調査会の最終報告書によって、憲法改正是非をめぐる国内の政治的対立が緩和され、国民の意識の中にも憲法が定着し、我が国の平和主義を含む立憲主義が世界に誇るものになっていることを忘れてはならないと思います。今日、憲法改正を論ずるに当たりましては、五十年以上にわたる憲法運用の蓄積を踏まえて、その改善を図るものでなければならないと考えます。